川根でしか味わえない景色と出会い

おにぎり店長
2026/09/30 1:40 PM

川根の夜、空を見上げる 

前回の記事では、川根本町で出会った方々との交流や、そこから学ばせていただいたことについてご紹介しました。

今回は少し視点を変えて、川根本町の自然や観光、そして合宿中に体験した思い出についてご紹介したいと思います。
人との出会いだけでなく、豊かな自然や美しい景色もまた、今回の合宿を特別なものにしてくれました。


学習会を終えた夜は、ウッドハウスおろくぼで宿泊しました。

夕食をいただきながら交流を楽しみ、その後は楽しみにしていた星空観察です。

21時頃に外へ出てみたのですが、思ったより雲が多く、「今日は難しいかな」という雰囲気でした。一度は諦めて部屋へ戻ったものの、どうしても気になり、23時頃にもう一度外へ出てみることにしました。



最初は「やっぱり見えないかな」と思っていたのですが、しばらくすると少しずつ目が暗さに慣れてきました。すると、見える星の数がどんどん増えていきます。

普段見ている夜空とは全く違い、これほどたくさんの星を見たのは初めてかもしれません。気付けば空一面に星が広がっていました。


写真にも残しましたが、実際に見た景色は写真以上です。普段街中ではなかなか見ることのできない星空。川根本町の自然と、最高のタイミングが重なったからこそ見ることができた景色だったと思います。参加者の皆さまと一緒に「綺麗ですね」と話しながら、その日の夜は眠りにつきました。

今回宿泊したウッドハウスおろくぼは、川根本町の豊かな自然に囲まれた宿泊施設です。
木をふんだんに使用した建物は温かみがあり、どこか学生時代の合宿や林間学校を思い出させるような懐かしい雰囲気がありました。
普段は仕事や日常に追われることも多いですが、こうした自然の中でゆっくりと過ごす時間も大切だなと感じます。今回の合宿では、学びだけでなく、参加者の皆さまと同じ宿で過ごしながら交流を深めることができたことも良い思い出になりました。

川根の自然を楽しみました

朝起きて、いよいよ最終日は観光の日です。
まず向かったのは塩郷の吊橋。想像していた以上に高く、そして長い吊橋でした。
大人になってから、こんなに足がすくむ体験をすることもなかなかありません。
参加者の皆さまも恐る恐る、ゆっくりと橋を渡っていました。
そんな中、近所を散歩していた犬が当たり前のように吊橋を渡っていて驚きました。
人間の方が怖がっていたかもしれません。橋の上から見える景色ものどかで美しく、川や山に囲まれた川根らしい風景を楽しむことができました。
普段は車で移動することが多く、こうしてゆっくり景色を眺める機会も少なくなっています。
吊橋の上から見る景色はどこか時間がゆっくり流れているようで、思わず足を止めて眺めてしまいました。

吊橋を楽しんだ後は次の目的地へ向かう予定だったのですが、バスの運転手さんが「今ならトーマス号が見られますよ」と教えてくださいました。
時間も調整してくださっていたようで、せっかくなので少し寄り道することに。
しばらく待っていると、汽笛を鳴らしながらトーマス号が駅を出発していきました。
実際に目の前で見るトーマスは想像以上の迫力です。テレビや写真では見たことがありましたが、実際に走る姿を見ると大人でも思わず見入ってしまいます。
参加者の皆さまも自然とカメラを向けたり手を振ったりしながら、その時間を楽しんでいました。
予定にはなかった立ち寄りでしたが、こうした偶然の出会いや、地元の方ならではの案内も旅の楽しさの一つだなと感じました。


また、今回の移動では、大鉄アドバンスの方々に貸切バスをご手配いただきました。
合宿期間中は移動も多くありましたが、運転だけでなく、行程の変更や時間調整にも柔軟に対応していただき、参加者全員が安心して移動することができました。
目的地へ向かう車内でも、川根本町のことや地域のお話を聞かせていただき、移動時間そのものも楽しい時間となりました。今回の合宿では、多くの方々に支えていただきました。

学びや交流、そして川根本町の自然を満喫できたのも、こうした皆さまのお力添えがあったからこそだと感じています。
この場をお借りして感謝申し上げます。
川根本町や大井川流域を訪れる際は、株式会社大鉄アドバンスのホームページもぜひご覧くださいませ。

旅の思い出を持ち帰り…

その後は匠宿へ向かい、それぞれ自由に散策を楽しみました。家具屋さんや工芸品のお店、お土産屋さんなどが並び、ゆったりとした時間が流れています。
ここまで川根の自然を満喫してきましたが、今度は地域の文化やものづくりに触れる時間です。
私は「くにじ庵」というお店へ入りました。そこでは版画作品が展示・販売されており、くにじ先生が生前実際に作業されていた場所でもあるそうです。くにじ先生は既にお亡くなりになられていますが、その作品は今も大切に受け継がれています。
現在は作品を受け継ぐ方々が色付けを担当されており、店内にはさまざまな色合いの作品が並んでいました。

同じ版画をもとにしている作品でも、色が変わるだけで少しずつ雰囲気が違います。
カラフルな色合いのものもあれば、落ち着いた色合いのものもあり、見ているだけでも楽しい時間でした。
色付けは現在の作家さんたちが考えながら行っているそうで、それぞれの個性が作品に表れているようでした。
また、版画は何度も色を重ねて制作するため、少しでもずれるとやり直しになるとのこと。

小学生以来久しぶりに版画に触れましたが、その奥深さに驚かされました。そんな作品を見ている中で、
私は竹の子が描かれた作品に目が留まりました。
理由はうまく説明できませんが、「これだな」と思うものがありました。旅先ではお土産を買うこともありますが、今回は川根での思い出そのものを持ち帰るような気持ちで購入しました。

今は自宅の棚に飾っています。その絵を見るたびに、川根で過ごした時間や出会った人たちのことを思い出します。旅の思い出を形として持ち帰ることができた、とても良い出会いでした。

無事に帰るまでが合宿

こうして3日間の川根本町Zoho強化合宿は終了しました。
3日間という時間でしたが、それ以上に濃い時間だったように感じます。
ZohoやAIについて学び、人との出会いがあり、川根ならではの景色や文化にも触れることができました。

そして何より、参加者の皆さまが怪我なく無事に静岡駅へ戻り、それぞれの家路につけたことが一番良かったことだと思います。
普段の生活では、皆でバスに乗って移動し、同じ場所で学び、食事をし、観光する機会はなかなかありません。だからこそ、この3日間はとても特別な時間になりました。


また、大人になると新しい人と出会ったり、自分とは違う考え方や価値観に触れたりする機会も少しずつ減っていくように感じます。
今回の合宿では、参加者の皆さまや川根本町で活動されている方々とお話しする中で、多くの刺激をいただきました。

普段見ることのない景色や、地域ならではの文化、そしてそこに暮らす人たちの想いに触れることができたことも大きな学びでした。勉強をするために訪れた川根本町でしたが、それ以上に感じるものがたくさんあったように思います。

今回参加してくださった皆さま、そして川根本町でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。私自身、とても良い刺激をいただいた3日間となりました。

まだ訪れることができていない場所もありますし、また違う季節の川根本町も見てみたいと思っています。そして、今回学んだことを日々の仕事へ活かしながら、これからも知識や経験を積み重ねていけたらと思います。また皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。


おにぎり店長

店長